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戦略的なメールマーケティングで成功率UP!メルマガの注意点と6つのコツ

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戦略的なメールマーケティングで成功率UP!メルマガの注意点と6つのコツ

長年使用されているメールマーケティングは、マーケターがターゲットオーディエンスへ到達するために効果的な手法のひとつです。

しかし、なかなか成果が出ないというお悩みも少なくないでしょう。実は、メールマーケティングにはコツが重要。

この記事では、営業担当、マーケター、データサイエンティストを含む、マーケティングに関わる担当者が知っておくべきメールマーケティングを成功させる6つのコツについて探求します。どんな業界でも実践できるものです。ぜひ参考にしてみてください。

コツ1:質の高いメーリングリストを作成しよう

https://pixabay.com/ja/

成功率の高いメールマーケティングキャンペーンの基盤は、質の高いメーリングリストが必要不可欠です。

メーリングリストは、オプトイン※1を通して集める等、コンテンツに興味を持つメンバーで構成しましょう。リスト作成には、多くの時間と労力がかかりますが、それだけの価値があります。

※1オプトイン … 「同意する」「参加する」の意味。メールマーケティングにおいて、事前に顧客の同意をもらった上で配信する方法のことを指します。

質の高いメーリングリストのメンバーを集めるには、以下のような方法があります。

メルマガ購読のために、最初に価値のあるコンテンツを提供する

無料のebook、ウェビナー、展示会など、ユーザーにとって事前に価値あるコンテンツを提供することで、メーリングリストへの登録を促しましょう。

SNSキャンペーンやコンテストを開催する

SNSを使用したソーシャルメディアキャンペーンやコンテストを開催することでも、質の高いメーリングリストを作成することができます。

”メルマガ限定キャンペーン”の開催

メルマガ限定の割引や製品・サービスへの先行販売などの開催告知も、メーリングリストへの登録を促すことに繋がります。

コツ2:件名を軽視しない!

https://unsplash.com/ja

サブジェクトライン(件名)は、受信者が最初に目にするものであり、メールマーケティングの成功を決定づけるものでもあります。メールのコンテンツに関連性があり、興味を引く件名を付けましょう。

【開封率を高める件名のコツ①】本文を反映する

メールの中身を正確に反映し、開封したくなるような件名を作成することに焦点を当てましょう。

【開封率を高める件名のコツ②】パーソナライズ

件名に【〇〇様へ】を入れるなど、パーソナライズすることも開封率をあげるために有効です。

犯してしまいがちな件名ミスの例

よく犯すミスの例に、メールの開封率をあげるためにクリックベイト(虚偽・誇大広告)を使用したり、誤解を招く件名を付けることがあげられます。

短期的にはうまくいくかもしれませんが、長期的に見ると開封率の低下やブランドへの信頼性に悪影響を与える可能性があります。

コツ3:メールをパーソナライズしよう

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パーソナライズは、成功率の高いメールマーケティングキャンペーンに欠かせない要素です。

受信者の名前、性別、年齢、趣味などの関連情報を使用して、共感してもらえるようパーソナライズされた内容を作成してみましょう。個人向けのおすすめ商品、限定の特別オファー、興味・関心に基づくカスタマイズされたコンテンツが含まれます。

【メールをパーソナライズする方法①】メーリングリストの細分化

受信者の行動、関心、および好みに基づいてメーリングリストを細分化してみましょう。

それぞれのセグメントに合わせてメール内容を調整することで、エンゲージメントとコンバージョンを増やすことができます。

【メールをパーソナライズする方法②】動的コンテンツを使用する

ユーザーの動的コンテンツを使用してパーソナライズすることもできます。動的コンテンツとは、検索キーワードや好みなどユーザー側が提供した個人情報のことです。

これに基づいて、送付するメール内容を変更・調整してみましょう。また受信者のブラウジング履歴を参考に、おすすめ商品を表示してもいいでしょう。

コツ4:メール内容は簡潔に。情報を詰め込みすぎない

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メールの本文では、受信者へ過剰な情報を与えることは避けましょう。

メール内容を簡潔にし、コールトゥアクション(CTA)に焦点を当てることが重要です。これにより、受信者がコンテンツに興味を持ち、望ましいアクションを取る可能性が高くなります。

【簡潔かつ興味を引く内容にするには①】ビジュアルを重視する

画像や動画などのビジュアル要素を使用することで、大きなテキストブロックを分割し、メールをより魅力的にすることができます。

【簡潔かつ興味を引く内容にするには②】箇条書きや見出しで内容をわかりやすく

箇条書きや見出しを使用してコンテンツを整理することも、受信者に読みやすく、必要な情報を表示しやすくなります。

コツ5:モバイル向けを意識する

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ユーザーは、スマートフォンやタブレット端末等のモバイルデバイスでメールをチェックすることが多いため、メールもモバイル向けに最適化されていることが重要です。

【モバイル向け最適化の例①】シングルカラムレイアウトの採用

モバイルに最適化する方法のひとつは、メールにシングルカラムレイアウトを採用することです。これにより、受信者が小さな画面上でもメールを読むことが容易になります。

【モバイル向け最適化の例②】レスポンシブデザインを使用

異なる画面サイズに適応するレスポンシブデザインは、必ず使用しましょう。

【モバイル向け最適化の例③】リンクボタンをアクセスしやすいものに

リンクボタンもモバイルデバイスから、アクセスしやすいものでなくてはいけません。大きなフォントやボタンを効果的に使用することで、受信者のコールトゥアクションを高めることができます。

コツ6:テストと分析は必要不可欠!

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実施したメールキャンペーンのパフォーマンスをテストし分析することは、必要不可欠です。今後のマーケティングの成功率を高めるためにも、必ず実施しましょう。

【テスト・分析の例】A/Bテストの実施

例えばA/Bテストを実施して、どんな件名、コンテンツ、コールトゥアクション、ビジュアルがユーザーに好まれるのかを比べてみましょう。

最低でも2つのバージョンのメールを作成し、メールリストの小さなセグメントに送信。各バージョンのパフォーマンスを分析して、どちらがより効果的かを測定します。開封率、クリック率、変換率を分析して、改善の余地がある領域を特定します。

メールマーケティングは未だに強力な販促手段

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メールマーケティングは、今後も有力な販促のためのツールと言えます。

今回解説したコツで、どんな業界でも、効果的で成功率が高いメールキャンペーンを実施することができます。

効果的なメールマーケティングの鍵は、時間をかけてテスト、キャンペーン、分析を何度も実施し改善し続けることです。そうすることで、エンゲージメントが高く、効果的なメールマーケティングを行うことができるでしょう。

監修者

佐々木 拓弥

ゲンダイエージェンシー株式会社 営業企画開発部 部長

1993年生まれ。2015年当社入社。さいたま営業所を皮切りに2拠点の総合営業職を経験したのち、優れたマネジメントスキルを評価され、本社営業企画開発部に転ずる。2024年、営業企画開発部長に就任(現任)。
当社ゲンダイエージェンシー株式会社において革新的取り組みであったインサイドセールス体制の構築と拡大・強化を推進するキーマンとして活躍し、現在はデジタル系商材の開発・拡販のマネジメントも担当している。
座右の銘は「志低ければ、怠惰に流れる」。松下幸之助が残したこの言葉は、彼のマーケティング活動やマネジメントの指針となっているこのこと。
社内外のマーケティング系セミナー/ウェビナーでのスピーカー実績も多く、その豊富な経験と知識を活かし多方面に活躍中。

執筆者

AdSELL編集部

「広告主と媒体社をつなげるメディアポータルサイト~AdSELL」の企画段階から参画し、サービス立ち上げメンバーを中心に、コンテンツ担当セクションを組織しています。
私たちが目指すのは、日本全国のビジネスパーソンに役立つ、マーケティングのノウハウや情報、事例をわかりやすく紹介すること。具体的な事例を交えて情報を提供し、読者様がすぐに実践できるような生きた情報をお届けします。読者様の「とは?」「なぜ?」という疑問に対する答えを、タイムリーに発信することを心がけています。

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